福岡県にある『神宿る島』宗像・沖ノ島
丸金商店では福岡県にある粋工房がつくる『宗像びーどろ』をお届けしています。
宗像びーどろのオススメの1つである朱色(少し淡い赤色)のグラスはガラスの原料に天然塩を混ぜることで生まれた色です。
この天然塩は2017年7月に世界文化遺産に登録された『神宿る島』宗像・沖ノ島の近海から採った海水から作っています。
今回のブログでは海水が採れた『神宿る島』宗像・沖ノ島をご紹介したいと思います。
それでは、世界文化遺産に登録された「神宿る島」宗像・沖ノ島とはどんなところでしょうか?
世界文化遺産に登録された資産は大きく5つ。
①宗像大社沖津宮
②宗像大社沖津宮遙拝所
③宗像大社中津宮
④宗像大社辺津宮
⑤新原・奴山古墳群
①は九州本土から約60㎞離れた沖ノ島
②、③は九州本土から約10㎞離れた大島
④、⑤は九州本土にあります。
神宿る島の由来となったのは①で「沖ノ島」という島にあります。
沖ノ島は周囲4キロメートルと小さい島で、島そのものが神として信仰の対象となっている珍しい島です。
そのため、島では習慣上、してはいけない決まり(禁忌)があり、現在に至るまで厳格に守られています。
よって、一般の人々は沖ノ島への上陸が禁止されており、島へ渡ることができません。
この沖ノ島を守る意味、そしてその伝統を受け継ぐ地域として、②〜④の場所で沖ノ島を信仰する習慣が現在でもあります。
島自体が、信仰対象となる神秘的な沖ノ島。
この世界文化遺産を活かしたいという思いから天然塩で発色した『びーどろ』は出来ました。
沖ノ島近海で採れた塩は天然のミネラル成分を多く含むそうで、そのミネラルが鮮やか朱色を生み出しています。
以上のような歴史ある世界文化遺産と自然の力から生まれた『宗像びーどろ』。
ぜひ、一度ご覧いただけますと嬉しいです。
[出典]
本ブログは以下、ページを参考に丸金商店で作成しました。