岐阜県 土岐・関 美濃焼工房 Ceramic Arte 山源
岐阜県土岐市は、焼き物の生産量日本一を誇る美濃焼の産地です。食器をはじめとする陶磁器関連製品の製造が盛んで、Ceramic Arte(セラミックアルテ)のモダン仏具なども作られています。
今回は、山源さんでの美濃焼のCeramic Arte(セラミックアルテ)シリーズのモダン仏具作りを見せていただきました。
美濃焼 神仏具の製造や陶製モダン仏具を行われている株式会社山源さんの、モダン仏具シリーズ「Ceramic Arte(セラミックアルテ)」の制作過程を見せていただきました。
「Arte(アルテ)」は、イタリア語で「芸術・芸術活動・技術・技法・職」の意味
美濃焼の地において陶磁器(セラミック)を扱う仕事をしながら、伝統産業の職に誇りを持ち、技術の継承を考え、現代の生活スタイルに合ったモノ作りをしていくために「Ceramic Arte(セラミックアルテ)」を立ち上げされたそうです。
日本が生んだ美濃焼
紀元7世紀、日本の中央部に位置する美濃地方で誕生した美濃焼は、1300年以上の歴史を持つ。
安土桃山時代に茶道文化が盛んになると、美濃焼は茶人や貴族に好まれるようになった。
美濃焼の器形や色彩は、時代の変遷とともに洗練されてきた。黄土色の黄瀬戸、深緑色の織部、白とピンクの志野、そして真っ黒な瀬戸黒は、日本のみならず、世界中の陶磁器愛好家の間で高い評価を得ている。
現在、日本の陶磁器の50%以上がこの地方で生産されている。私たち日本人が残していかなければならない大切な地域、文化の一つです。
丁寧な職人による絵付
美濃焼の伝統を継承し続けるために、古くからある物の良さを活かしつつ、新しい発想やデザインを取り入れるモノ作りに取り組む山源さん
職人による一つ一つの絵付は、その細やかやと丁寧さにはっとされました。
試作中の新商品を少し見せていただけました。
上品でステキなゴールドの仏具。マンションでオシャレに飾れるモダン仏具です。お手入れのしやすさにもこだわられていました。
完成するのが楽しみですね。
現代の生活スタイルが変化しているのに、昔からある仏具のデザインなどが変化していないことから、リビングにも置けるような仏具、供養する側の心も癒すことができる仏具、「モダン仏具」を始められたそうです。
美濃焼の伝統を継承し続けるために、古くからある物の良さを活かしつつ、新しい発想やデザインを取り入れるモノ作りに取り組まれているのが、山源さんのセラミックアルテの魅力です。
伝統の継承、職人による本金仕上げ「純国産」のこだわりである、美しき匠の技を、お手元にお届けします。
社長さまとさまざまなお話をさせていただき、お土産には手作りのパンまでいただいてしまいました!
「オーガニック天然無添加で発酵まで酵母をつかってやったのよ」というパンはふわっふわでモチモチ!大きいパンだったのにペロリと食べてしまいました。
続きは【出張記録 1.岐阜県 土岐・関】にてご連絡くださいませ。(^^)
いろいろな成果や情報をあつめられた有意義な出張でした。貴重なお時間、誠にありがとうございました。
他では見れない丸金商店だけのアイテムをどんどんご紹介していきますので、ぜひお楽しみに。